2008年12月09日

4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する

今日は、「4-2-3-1 サッカーを戦術から理解する」という本を紹介します。



■書評(要約)

欧州のサッカーは、ブラジルを倒すために戦術を発展させてきた。日本は欧州の真似をしても上手くいかないとよく言われるが、実際には欧州の真似もできていないのが現状である。欧州の戦術の本質を理解せずに、守備的な布陣を敷いているのだ。日本は強者の国ではないのだから、欧州と同じく戦術で勝たなければ個人技が勝る競合国を倒すことは難しいであろう。現在、欧州サッカー最先端を行っている考え方は、サイドにいかに人数を配置してサイドを制圧するかである。

■心に残ったフレーズ

・布陣とスター選手はシリアスな関係にある。スター選手は布陣の拘束力を嫌う
・サッカーは世界のスポーツだ
・欧州で4-2-3-1が流行りだした時に日本は3-4-2-1を選択する
・5バックの超守備的で挑んだスペイン戦。1対0での敗戦をメディアは進歩と表現した
・選手選考をするうえで重きを置いたのはユーティリティ性。同じ技量なら複数のポジションできるほうがよい
・ボールを奪う位置が高ければ高いほど攻撃的、低ければ低いほど守備的
・プレッシングに不調はない
・中盤の守備的MFが守る部分はバイタルエリア。ここを突かれると危ない
・サイドを制するものが試合を制す
タッチラインは相手からプレッシャーを受けるのが180度。推進力が生まれやすい
オランダは小さな国。だから工夫が求められる
・技術の南米、戦術の欧州

■感想

私は、小〜高校までサッカーをやってきたが、戦術というのを教わらずにやってきた。そのため、今ままで大して頭を使わずサッカーをしていたんだなーということがこの本を読むとよくわかった。個人技を楽しむ、熱狂的な雰囲気を楽しむ、各国のサッカーの背景にある文化を楽しむなど、サッカー観戦には多くの楽しみがあるが、そこに「サッカーの戦術を楽しむ」という新しい項目が加わった。サッカー好きにはお勧めの本です。

■自分の生活を振り返って

「結果だけでなくプロセスを見ることで本質を理解する」ということが自分の日常の生活に生かすべきであると思った。今まで自分はサッカーのダイジェスト番組などを観て全てわかった気になっていたが、実際の試合ではダイジェストシーンに至るまでに非常に多くの工夫がされている。それを見逃し、ただの結果だけを見ていた。日常生活でも目に見える結果だけを見るのでなく、そこに至るプロセスを理解することで、物事を見る視野が広がるのだろうと思う。
posted by コニ at 11:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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